COLUMN
【調べてみた】懐かしくて新しい!フィルムカメラの広告・カタログ<後編>
こんにちは。FILM PHOTO BLOG編集部のピント宮本です。
今回のテーマは・・・前回コラム(2020年6月18日更新)に引き続き、懐かしくて新しい!フィルムカメラの広告・カタログ<後編>です。
早速、カメラメーカー別にご紹介いたしまーす!!!
Nikon(ニコン)
広告からも貫禄が伝わってくるNikon!商品や世界観をストレートに出しているところにプライドを感じます。日本光学工業株式会社から生まれたカメラ「ニコン」の頃は、なんだかロゴに可愛さもありますね。現在は斜体となって、グッとカッコよさも!最後の広告は、東京オリンピックのポスターを手掛けたことでも有名な亀倉雄策氏によるグラフィックポスター!幾何学模様でもNikonっぽくなるのはさすが!
CONTAX・KYOSERA(コンタックス・京セラ)
いまだ根強いファンを持つブランド・コンタックス。元々はドイツのカール・ツァイス社と日本のヤシカの共同事業として誕生。その後、ヤシカは京セラ傘下となりました。京セラのカメラといえば、SAMURAIをイメージする人も多いのでは?当時斬新なデザインや坂本龍一を起用した広告に大人気のフィルムカメラとなりました。
Minolta(ミノルタ)
前編でご紹介したコニカに次いで、2番目に古い日本のカメラメーカー。現在はその2社が合併してコニカミノルタに。広告としては「X-7」で起用した、宮崎美子さんによる効果で大ヒット!いまはSONYに引き継がれたαブランドも、元はミノルタで生まれたフィルムカメラです!
FUJIFILM(富士フイルム)
フィルムメーカーであり、カメラメーカーでもある純国産ブランドの富士フイルム。カメラ開発は、当然自社フィルムとの相性もばっちり。広告でも合わせて紹介されることも。タレントを使った広告が多いレンズ付きフィルム「写ルンです」やインスタントフィルムカメラ「チェキ」は、またの機会に〜!
今回の記事は<後編>として、Nikon(ニコン)、CONTAX・KYOSERA(コンタックス・京セラ)、Minolta(ミノルタ)、FUJIFILM(富士フイルム)をご紹介いたしました。商品そのものだけでなく、キャッチコピーや写真、説明文、タレントなど広告にも各メーカーの特徴が出ていますね〜。ぜひ昔のカメラ雑誌などご覧になった際には、広告にも注目してみてください。
ピント宮本
FILM PHOTO BLOGの切込隊長。ピントの合っていない写真の方が大好き。でも、合ってるのも好き。