COLUMN
【撮ってみた】 FUJIFILM CLEAR SHOT S AF
こんにちは。FILM PHOTO BLOG編集部のノクトン稲垣です。
今回のコラムは、編集部・ピント宮本がかつて愛用していたフィルムカメラで撮ってみた写真をお届けしようと思います!
上の写真はカメラ「FUJIFILM CLEAR SHOT S AF」にフィルム「FUJICOLOR 100」を入れて撮影しました。店舗の外壁に描かれたペインター・Tomoteru Nishimura Hommeさんのイラストは、晴れた日は一緒にジャンプしたくなるナイスな絵です!
■FUJIFILM CLEAR SHOT S AFについて
ある日、ピント宮本とフィルムカメラについて話をしていた時に「クリアショットって知ってる?」という話題になり、どんなカメラなのか知らなかった私に「全然使ってないけど、使う?」と貸してくれたのがこちらのカメラです。
「だいぶ使い倒してるけど、電池入れればまだ動くはず。」シルバーのボディは傷だらけですが、それも使い込まれたカメラの味ですね!数年ぶりに単4形乾電池を入れてみたところシャッターもフラッシュも問題なく動きました。
2005年6月に発売された「FUJIFILM CLEAR SHOT S AF」(現在は生産・販売はされていません。)十数年の時を経て、しばらく眠っていたカメラがそのまま使えるということに驚きました!
そして何と言ってもレンズカバーに貼られているレスラーのステッカーがかわいい!!
このカメラでフィルムの感度「ISO100」「ISO400」「ISO800」3本のフィルムを撮ってみたので作例をいくつかご紹介します。近所や仕事先で撮影した写真が中心ですが、参考にご覧ください。
■ FUJICOLOR 100
日中の晴れた時間帯に活躍してくれるISO100のフィルム「FUJICOLOR 100」。暗い時間帯でもフラッシュで近くのものであればパキッと写ります。また、室内でもしっかりした光の入る環境であれば意外と写る印象でした。
■ FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM 400
曇りの日でも安心して使えるISO400のフィルム「FUJICOLOR SUPERIA PREMIUM 400」。晴れている日ももちろん、太陽が傾いてきた時間帯でもしっかり写してくれるので、やはり安定感があると思いました。
■ FUJICOLOR SUPERIA Venus 800
夜景や室内の撮影にも対応できるISO800のフィルム「FUJICOLOR SUPERIA Venus 800」。このフィルムの特徴として白がきれいに写るということもあります。特に1番最後の写真は、木陰の柔らかさに高感度フィルムの良さが出ています。
まとめ
いやいや〜!写ルンですに近いような仕上がりを想定していたのですが、「FUJIFILM CLEAR SHOT S AF」の写り良さに驚きました!ISO感度の違いとしてはもう少し分かりやすく出ると思っていたんですが、似たような仕上がりになったのが面白かったです。
残念ながらこのカメラは現在、生産・販売はされていないカメラですが、ご自宅やご実家にこういった眠っているカメラがあれば、ぜひ使えるかどうか試してみてください。
もしフィルムカメラの使い方や、フィルムの入れ方で困ったことがあれば、monogramの店舗スタッフにご相談ください。わかることは教えてくれますし、わからないことも一緒に考えてくれますよ!
そして、今回もフィルム写真はすべてmonogramのソブカワさんにおまかせでデータ化してもらいました。(いつもありがとうございます!)また新しいカメラを使う機会があったらこちらのコラムでお伝えします!またね〜!
ノクトン稲垣
FILM PHOTO BLOGの編集長。口ぐせは「いやいや〜(否定ではない)」