COLUMN
【撮り比べ】ISO200のフィルム3本 × KODAK M35 フィルムカメラ
こんにちは。FILM PHOTO BLOG編集部のノクトン稲垣です。久しぶりに「KODAK M35 フィルムカメラ(以下、M35)」を使った撮り比べをしました!
今回M35を3台使って撮影していたんですが、そのうちの1台を誤って走行中の自転車から落として故障させてしまいました(涙)そのカメラではうまく撮れていたり、撮れていなかったりもしましたが、その中から比較できそうな写真をピックアップしてお届けします!
「同じ感度200のフィルムでも、写りに違いはあるのか?」ということを確かめるため、3種類のフィルムをセレクトしました。
【1】Kodak ColorPlus 200
【2】Kodak GOLD 200
【3】FUJICOLOR C200
いずれのフィルムもISO200のフィルムとして「くせがなく素直で自然な発色」「常用フィルムとして使いやすい価格帯」という特徴があります。
果たして「この3本のフィルムで、全く同じものを同じ時間に同じカメラで撮ったらどうなるのか?」M35にそれぞれのフィルム入れて撮影した作例をさっそく見ていきましょう!
以下、左から<Kodak ColorPlus 200> <Kodak GOLD 200> <FUJICOLOR C200>の順番で写真を掲載しています。
■ 青空
夏の空と太陽。フィルムによって空の青みと雲の影の色みに違いが出ています。
■ 風景
monogramのスタッフ・イシゲさんにM35を持ってもらい撮影。KodakとFUJICOLORでメーカーごとに色みの特徴があります。
■ 窓ぎわ
monogram店舗に飾られているお花。コンクリートや影の色みに注目です。
■ 花とカーテン
薄い紫色の花とレースのカーテン。上の写真と同じように影にフィルムの特徴が出ています。
■ 夕日
横向きで撮影した夕焼けの写真を縦にトリミング。暖色系の赤〜黄色の色みが違いが出ました。
まとめ
いやいや〜!思っていたよりもそれぞれのフィルムで色味に違いが出ていて、面白い結果となりました。レンズとフィルムの相性にもよりますが、M35に入れてもKodakと富士フイルム、それぞれの色みの特徴を確かめることができました。そのほかにも撮影した写真をいくつかアップしたので参考ご覧ください!
Kodak ColorPlus 200
Kodak GOLD 200
FUJICOLOR C200
今回もフィルム写真はすべてmonogramのソブカワさんにおまかせでデータ化してもらいました。(いつもありがとうございます!)
次回はどんな撮り比べをしようか考え中です。仕上がり次第お伝えしようと思います!またね〜!
ノクトン稲垣
FILM PHOTO BLOGの編集長。口ぐせは「いやいや〜(否定ではない)」