COLUMN
【撮り比べ】「KODAK M35 フィルムカメラ」と「Kodak FunSaver」
こんにちは。FILM PHOTO BLOG編集部のノクトン稲垣です。
久しぶりの【撮り比べ】「KODAK M35 フィルムカメラ(以下、M35と表記)」シリーズの更新です。これまでM35と「FUJICOLOR 写ルンです シンプルエース」を撮り比べてみたり、2台のM35を使って同じ感度でも特徴の違うフィルムを撮り比べてきました。
■ 使用カメラとフィルム
今回は「M35」とKodakのレンズ付きフィルム「Kodak FunSaver(以下、FunSaverと表記)」の写りを撮り比べるため、同じ条件のフィルムを使おうと考えました。
【1】FunSaverに入っているフィルムと同じISO800感度のフィルム
【2】同じメーカーである、Kodakのフィルム
上記の条件を満たしているフィルム、「Kodak PORTRA 800」をM35に入れて撮影しました。4月の桜が咲いていた頃の写真が中心になっていますが、様々な条件で撮影しているのでぜひご覧ください!
■ 画角(写真が撮れる範囲)
雪が降った日に少しだけ近所を散歩した時の写真です。いずれもほとんど同じ広さで桜並木が写っています。
■ 室内(自然光)
カーテンごしに日中の光が入る窓際。M35の方が黄色味が強く、影が少しが濃く出ています。
■ 室内(フラッシュ)
monogramの看板娘2人組み!FunSaverの方がフラッシュが強い印象です。
■ 屋外(日中)
桜の影がきれいだったので思わず撮った1枚!M35の方が影が濃く出ています。
■ 逆光
西日を浴びている花を逆光で撮影。どちらにも虹色の光線(ゴースト)が写りました。
■ まとめ
いやいや〜!比べてみると「M35とFunSaver、どちらも大きな違いはないかも!」という印象でした。どちらもISO800なのでフィルムの粒子感がありながら、Kodakらしい柔らかい仕上がりになりました。写真の四隅の写りに注目して見ていただくと、FunSaverの方がややシャープな印象もあります。
他にも今回撮影した写真をいくつか掲載しています。作例として、ぜひ参考にしてみてください!
KODAK M35
Kodak FunSaver
今回のフィルム写真はすべてmonogramのソブカワさんにおまかせでデータ化してもらいました。(いつもありがとうございます!)「Kodak FunSaver」はmonogramの店頭で販売しています。お店に置いてあるスタッフが撮ったサンプル写真も素敵なので、ぜひご覧いただきたいです!
またM35で色々なフィルムを入れて撮ってみようと思っているので、仕上がり次第お伝えしようと思います!またね〜!
ノクトン稲垣
FILM PHOTO BLOGの編集長。口ぐせは「いやいや〜(否定ではない)」