COLUMN

【カメラのはなし】イシゲさんに聞いてみた

こんにちは。FILM PHOTO BLOG編集部のノクトン稲垣です。今回のコラムは【カメラのはなし】シリーズの第3弾！monogramのスタッフ・イシゲさんにインタビューしました。

イシゲアヤ　1997年　東京都日野市生まれ　
写真屋monogramのルーキースタッフ

■ いつもお世話になっています。

私がmonogramのお店に顔を出すと、フィルムのことで相談にのってくれたり、写真の仕上がりをもらう時に「コラムの更新、楽しみにしてます！」と感想を言ってくれたりします。何かとお話する機会が多いイシゲさんには、いつもお世話になっています。

FILM PHOTO BLOGで更新される彼女の写真は、身の回りにいる人や身近な物に対する興味、日常の景色で「いいな」と思った瞬間を切り取っている感じがして、いつも共感しています。イシゲさんのフィルムカメラとの出会いや、どのような思い入れがカメラにあるのか【カメラのはなし】を通して聞いてみました。

■ 「お父さん」と「専門学校」

20代前半のイシゲさんは、小学生の頃からスマートフォンで写真を撮っていましたか？

私も昔はガラケー使っていましたよ！中学生の時にはiPodのカメラで友達と写真を撮ったりしていましたが、当時はまだ写真自体にそこまで興味はありませんでした。

なるほど。では、どんなきっかけがあってカメラで写真を撮るようになったのですか？

実はお父さんがすごくカメラ好きで、写真を撮るのが趣味なので、子供の頃から家族写真のアルバムが家にはいっぱいありました。でも自分で興味がわいて写真を撮るようになったのは、デザイン専門学校で受けていた、写真の授業がきっかけです。

デザインだけではなく写真も教えてもらえるなんて、いい学校ですね。

自分のデザイン作品を撮影する授業内容で、デジタルの一眼レフが必要だったのでお父さんに相談したら、父の好きなカメラをたくさん教えてくれました。その中でも特に「PENTAX K-S2」をおすすめされて、気に入った色があったのでそのカメラに決めました！

お父さんもきっと自分の趣味を娘と分かち合えて、嬉しかったでしょう！

■ 「フィルムカメラ」と出会ったキッカケ

色々なデザインの授業もあった中で「写真」を選んだ理由はなにかあったのですか？

ゼミの授業でも写真を専攻するようになっていくのですが、やっぱりその学校でいい先生と出会えたことが1番大きかったですね！あと先輩の作品を見て「これってどうやって撮っているんですか？」と聞いたら「フィルムカメラだよ！」と教えてもらって、そこからフィルムでも撮るようになりました。

いい先生といい先輩ですね！初めて買ったフィルムカメラは？

その先輩が持っていたコンパクトカメラと同じ「PENTAX ESPIO 140」を中古で買いました。「フィルムカメラってこんなに安く買えるんだ！」と驚いたのを覚えています。デジカメではカッチリした写真を撮って、フィルムカメラでは日常的なスナップ写真をバシャバシャ撮る感じで、2台のカメラを使い分けていました。

なるほどー！卒業制作も写真でしたか？

そうです。実は卒業制作用に「一眼レフのフィルムカメラが欲しい！」とお父さんに相談して「Nikon F6」を当時買ってはみたのですが、重すぎて今では全く使っていません！

コンパクトカメラからすごいステップアップですねー！