【シガmemo】拝啓、いとうさんとひさよさん

こんにちは。

毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしですか?

山は立秋を過ぎたころ、風が秋のにおいをつれて戻ってきました。

お二人が山の家に来てくださったのは昨年の冬のこと。

12月の初旬でしたが季節外れの太陽がギラギラ照りつける、夏みたいな日でしたね。

伊東さんと汗をかきながら焚き火を囲んだ日のことが懐かしく思い出されます。

 

最初に尚代さんから、いとう写真館が山の家まで出張してくださるという

素敵なプレゼントの話を聞いたときはとっても驚きました。

そしてそれが実現された日の私の興奮といったら。

その節は本当にありがとうございました!

そして先日、仕上がった写真を見てさらに嬉しかったんです。

なにがって、写真の中の私が幸せそうに笑ってたこと。

それはもう、ゲラゲラと。お恥ずかしいほど口を開けてね。

そのことが、とってもとっても嬉しかったんです。

 

そんなこと?とお思いになるかもしれませんがね、

普段の私ときたら、こら~!とかダメー!とか

ママ鬼になるよ~!っと、すぐ頭にツノが生えちゃうママなんです。

だからね、せめて写真の中のママは笑顔でよかった。

むしろ写真の中の私だけが娘の記憶に残って欲しいと、思ったくらいです(笑)

それから、古民家と白黒写真が渋~い!

シチュエーションを選べるのは出張撮影ならではかもしれませんね。

なんだか小津映画に出演したみたいな気分になりました。

私は小津作品の中で「お茶漬けの味」が好きなのですが、

夫婦ってこんな感じでいいよなぁと、あれを見ると思います。

日々思うことはあっても、一緒にお茶漬けを頬張れたらそれでいいかって。

写真を眺めていたら、そんなことを思い出しました。

 

 

 

やれやれ話が横にそれましたが、

おふたりとも、また機会がありましたら我が家に遊びにいらしてください。

今冬は春に備えた薪ストーブをふんだんに活用しようと意気込んでいます。

夫はわな猟の資格をとりました。私は栗拾いに精を出しています。

美味しい季節がすぐそこです。