4月15日(月)より、monogram 2階ギャラリーでは、黒木重信さん、藤井純さん、新村暁子さん、小松原麻里さんの4名による写真展 1913 を開催中です。
この4名は、以前にmonogramで行っていた『monogram写真教室「写真表現」クラス』
2013年後期のクラスを受講されていた生徒さんの内の4人。
写真教室が終わってからは、4人で撮影に出かけたり、カメラの貸し借りをしたり、4人の内2人で展示をしたり、個展をしたり、各々活動をしていましたが、メンバーの内のひとり、黒木さんがご自宅に「黒木暗室LABO」(モノクロ暗室)を作られてから、モノクロの現像やプリントを4人で行い、昨年2018年には初めて4人で写真展を開催しました。
今回の展示では、写真教室から1913日…約5年が経ち、その間にそれぞれがどのように変化してきたか、写真教室の修了展で4人が展示した実際の作品も含めて、ご覧いただけるようになっています。
展示方法は皆それぞれですが、共通して、この5年の間に撮ってこられたお写真が、左から右に向かって新しくなっていくように並べられています。
藤井純さん
新村暁子さん
小松原麻里さん
黒木重信さん
皆さんに「この5年で、ご自身の写真に変化はあったと感じますか?」と質問してみました。
黒木さん:「変わりました。展示を見たらわかると思いますが。大きく変わりましたね。」
藤井さん:「自分はあまり変わっていない気がするけど…被写体は変わらないけど、それ以外の何かが変わったと感じてもらえたらうれしいです。」
新村さん:「良くなったか悪くなったかはわからないけど、変わった気がする。」
小松原さん:「写真教室の授業を受けていた頃と比べたら、かなり変わった!修了展のころにフィルムカメラのすごさにちょうど気がつき、その後フィルムカメラを使い続けて、最近やっとカメラと仲良くなれてきた気がする。」
展示作品の他、それぞれのブックも見応えがあります。
また、作品の販売も行っています。
販売方法もいろいろで、中でも小松原さんの作品は、展示されている写真をその場で購入して持ち帰れるようになっています。
売れて空いたスペースには、また新しい別の写真を展示されるので、展示作品も入れ替わっていくそうです。
お話ししながら、今回の展示をやると決めた経緯をお伺いしたのですが、今年の4人での新年会の際にお酒を飲みながら「また展示をやろう!」と盛り上がり、その場でmonogramのギャラリー空き状況を確認し、今回の展示が実現したそうです。
4人の仲の良さと信頼関係が伺えるエピソードでした。
黒木さん、藤井さん、新村さん、小松原さん、4名の写真の軌跡を辿る展示。
ぜひ会場でご覧ください。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
●展示情報
2019年4月15日(月)〜 2019年4月28日(日)
1913
※休館日:4月17日(水)、24日(水)
※最終日:4月28日(日)16時まで
※在廊予定日:4月20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)
●内容
monogram写真教室で出会った4人。
卒業して1913日経ちました。
時に写真に喜び、時に苦悩した5年2ケ月28日間。
今回の展示ではそれぞれの軌跡を辿ります。
4者4様の変遷をお楽しみ下さい。
●イベント
開催日 4/20(土)15:00〜
ささやかですがお菓子とコーヒーを用意し、作家全員でお待ちしておりますので、お気軽にお越し下さい。
※お菓子はなくなり次第終了
●作家
黒木重信
藤井純
新村暁子
小松原麻里